忍者ブログ
我が家のねこ うにとまろの日常です
カテゴリー
* 未選択(0) * ごあいさつ(1) * 日記(8) * にゃんこ(54)
  カレンダー
08 2025/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
  プロフィール
HN:
きのぴ
性別:
女性
  ランキングに参加してみました(*´ー`)
↓よければポチッと押してやってください
にほんブログ村 猫ブログ 猫 MIX多頭飼いへ
  最新コメント
[06/23 きのぴ]
[06/23 aronya]
[03/31 きのぴ]
[03/28 aronya]
[03/26 きのぴ]
  最新トラックバック
  ブログ内検索
  バーコード
  カウンター
[51] [50] [49] [48] [47] [46] [45] [44] [43] [42] [41]
2025/09/11 (Thu)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009/01/15 (Thu)
1月13日、17:30過ぎ

私が仕事から帰宅し、玄関のドアを開けた瞬間

玄関先まで出てきていたまろが、隙間を抜けて外に出てしまいました。

とにかくびっくりして、言葉も出ない私。

お隣の庭先のテーブルセットの椅子の下にうずくまって

にゃーにゃー鳴いていましたので

連れ戻そうとしゃがみこんで名前を呼んでいたのですが

一向に出てくる気配がなく・・・

ちょっとずつこちらから近寄っていくと

また私の横をすり抜けて逃走。

捕獲を試みましたが、予想以上にすばしこく

また、勢いで外に出てしまって、まろ自身も混乱状態だったのでしょう

私のことが飼い主だとわからなかったようで

結局アパートの敷地の角で見失ってしまったのです。

ショックで呆然としてしまい

状況を理解した時にはもう半ベソ状態でした。

でも、とりあえず見失った場所近辺を重点的に捜索。

猫が入り込みそうなところ、隠れそうなところ

地面にはいつくばって車の下も探しました。

・・・が、見つからず。

少し前から、私が帰ってきて鍵を開ける音を聞きつけて

ドアを開けると玄関先にいる事が多くなっていました。

でも目の高さにバッグや買い物袋などを下げて

部屋の方に押しやるように入っていくと素直に部屋に入っていたし

一緒に暮らしているうにはドアの開いた玄関先にいても

絶対に出て行こうとはしないので私も油断していました。

絶対に出て行かないなんて保障はどこにもないのに・・・。


仕事中の主人に電話して、事情を説明すると

なんとか仕事を切り上げて帰ってくるとの事。

近所の住宅街を二人でぐるぐる回って捜索しましたが

姿はおろか声すら聞こえず・・・。

その日は時間を置きながら深夜まで探しましたが

見つけることができず、帰宅。

今までずっと家の中にいた子です。

外の世界をまったく知らない子です。

パニック状態のまま、車の前に飛び出したりしたらどうしよう・・・。

野良猫や外猫の縄張りに入ってしまい、襲われてケガでもしたら・・・。

また追われて夢中で逃げて、帰り道が一切わからなくなったら・・・。

この寒さを耐えられるような寝床を探すことができるのか・・・。

猫に危害を加えるような人に捕まってしまったら・・・。

探してる間、想像ばかりは悪い方向に膨らんでしまって・・・。


でもわずかながらの期待を持って

まろが帰ってきたときにお家が分かるように

玄関前にごはんとお水、トイレとキャリーを置いて

まろの気配が聞こえるように、窓を少し開けて網戸にして

窓のそばに布団を敷き、主人とうにと一緒に就寝。

夜中、かすかな物音がするたびに目が覚めてしまい

二人してろくに眠ることはできませんでしたが・・・。


翌朝起きても、まろが帰ってきた様子はなく

早朝、主人と二人で前夜は暗くて見えなかったところも見て回り

保健所や動物愛護センター、警察にも迷子猫として届けを出して

迷子猫のビラを作って、近所のお宅や動物病院に配り

どうしても抜けられない仕事があった主人も

早々に片付けて帰ってきてくれたので、また二人でご近所回り。

その間、何度か家に帰り、玄関前のごはんの様子を確認しましたが

手がつけられた様子がなく・・・。

動物病院の方や、保護団体の方ともお話させて頂いて

猫の行動範囲はそんなに広くないから

まだ近くにいると思うと聞いていましたが

こんなに気配が感じられないと、気持ちは落ち込んでいくばかりで・・・。


すると14日、17時過ぎ

昼間配ったビラを見た方から連絡があり

「似た猫がいる」との事。

場所を聞いてみると、なんと、家のアパートのすぐ隣の駐車場

急いで行ってみると、たしかにそこにまろがいました。

けれど、私とまろの間にフェンスがあり

まろが通れるような隙間もなく、私がフェンスを越える事もできず

どうしていいのかわからず、おろおろしてると

また、まろが逃げてしまって

駐車場と隣接しているお宅の玄関前のガレージのところで

見失ってしまったのです。

ただ、ケガもしていないようだったし

この寒さの中、元気に動いている姿は確認できました。

また、まろの居場所の見当をつけることができました。

昼間、お話した保護団体の方にお願いして

捕獲器を貸して頂く事に。

わざわざ山梨から、2時間以上かけて持ってきて下さいました。

まろが戻ってくることに絶望すら感じていたものでしたが

姿を確認できた。また、本当に家から目と鼻の先にいたことが分かって

今度こそ絶対に家に連れて帰ろうと

主人と二人、意気込んで捕獲器をセットしましたが

最初の1時間では不発に終わり

様子を見に行った際に、別の猫が回りをうろうろしてるのを見つけて

他の猫を間違って捕まえたりしたら大変。

もし、まろがその現場を目撃するようなことがあったらなお大変と

2度目の設置場所では主人と二人、

車の中からずっと見張っていました。

ですが2時間近く待ってもまろは現れず。時間は午前0時半。

私達の体力も限界に近づいていましたので

いったん捕獲器は回収し、家の玄関前に設置して

今回は網戸も開けてまろが帰ってきたとき自分で入ってこれるように

これまで1度も帰ってきた気配がなかったのでこれはダメモトでしたが

主人とうには2階の寝室に閉じこもってもらって

不用心なのは承知の上で、私は1階に就寝。




すると夜中

ふと猫の声が聞こえてきて

半分寝ぼけていたので夢かとも思ったんですが

ゆっくり起き上がって耳を澄ますと確かに聞こえる。

しかも、家の中から声が聞こえる(!)

ふと、私の右手に毛皮の感触・・・。

飛び上がりそうに嬉しくなりましたが、ここで刺激してはいけないと思い

ゆっくり窓を閉めて

電気をつけてみると・・・


なんと、まろがそこにいました。

ホントに開けた窓から家に戻ってきてくれました。

急いで2階に駆け上がって主人を起こし

二人で飛び上がって喜びました。

うにと隔離して部屋に入れた後も、まろは興奮冷めやらぬ感じで

すごく鳴いて、布団も出たり入ったりとうろうろ落ち着かず

でもしばらくすると、布団に入ってきて一緒に横になり

2日ぶりに一緒に寝ました。


まろの特大のゴロゴロも、「クルルルルル・・・」という鳴き声も

布団の中で感じるぬくもりも

たった1日感じられなかっただけなのに、

私には何週間にも、何ヶ月にも感じられました。

私も、主人も、もうこんな思いはしたくない。

今はとりあえず出かけるときにはまろを部屋に入れるようにして

玄関を開ける時にも細心の注意を払うようにして

いずれ、脱走防止の対策を講じるつもりでいます。


今回の事では、いろんな方にご協力いただきました。

保護団体の方は、まろの捕獲のために、

山梨から飛んできてくださいました。

私が相談メールを送った方は、初対面にも関わらず、

即、電話で返事を下さいました。

ビラを配りに行った動物病院の方はみなさん、

「すぐに目立つところに貼りますから!がんばってくださいね!」

と、私を励まして下さいました。

ご近所の方も、みなさん親切にビラを受け取ってくださいました。

まろが隠れたと思われるガレージの下に

少量のごはんを撒くことも、快く了承して下さいました。

本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

おかげさまでまろは元気に戻ってきました!

病院に行って、健康状態も良好であること

また、発情してるかどうかは判断が微妙なところだけど

オス猫と交尾をした様子はなさそうだという事も確認してもらいました。

近々、避妊手術もする予定です。

本当に長々と書き綴ってしまいました。

(読んで頂いてありがとうございます(´д`;))

皆様、本当にありがとうございました!

2008_12170035.JPG
















もう、どこにも行かないでね。
PR
この記事にコメントする
name*
title*
color*
mail*
URL*
comment*
password* Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
良かった・・・!
タイトルを見て、驚いてしまいました。
突然脱走してしまって、きのぴさんも驚かれたことでしょう。
私も実家ではもこが、実はまめも少し脱走してしまったことがあります。
もこの場合は半年以上見つからなくて、元野良ということもありもう見つからないかも・・・と悲しんでいた頃ひょっこりと戻ってきました。
どうしても家になじめなかった、兄弟猫と行動を共にしていたのが幸いしたようです。
部屋に戻ってきたときは、やっぱりまろちゃんと一緒で落ち着かなくてちょっとパニックになった感じでした。
まろちゃんも、うっかり外に出てしまってびっくりしたのではないでしょうか?
なにはともあれ、本当に、戻ってきて良かったですね!
aronya 2009/01/15(Thu)18:33:53 編集
死ぬほど心配しました(TдT)
やっぱり一番心配だったのは、この寒さでした。
今まで家の中でぬくぬく暮らしてきた子なのに
早朝、霜柱が立っている程のこの寒さを果たして耐えられるのだろうかと・・・。
実際にはケガも病気もなく、元気に帰ってきてくれたわけですが、私も主人ももう2度とあんな思いをしたくはないので、早急に対策を考えるつもりでいます。

本人は現在いたって元気です。
ホントに無事に戻ってきてくれてよかった(TдT)
きのぴ 2009/01/16(Fri)18:00:58 編集
良かったね
家にも捕獲器ありますので、もし又と言うことがありましたら、連絡下さい。山梨より立川のほうが近いですから。でも、自分から戻ってくると思いますよ。特に女の子は。
宮本 2009/01/19(Mon)17:05:51 編集
ありがとうございます!
猫には帰省本能があるとは聞いていましたが
生まれて半年で、しかも1度も外に出したことのない子にもそれが当てはまるのかどうか
実際に帰ってくるまでは信じることができなかったんですが、猫ってすごい動物ですね。

山梨から来てくださった方は、ご自宅が家の近くで、保護活動の拠点を山梨に置いてあるのだそうです。
なので私は東京にいらっしゃるのだとばかり思ってお電話したら、保護猫達のお世話の為、山梨に行ってるところだったようで・・・(´д`;)
それでもご親切にも東京へ戻ってきて下さったというわけなのです。
せっかく縁あって、宮本さんからお預かりした大切な命。
今後はこのような事がないように気をつけたいと思いますが、万が一何かあった際にはお言葉に甘えて頼らせて頂きます。
ありがとうございます^^
きのぴ 2009/01/19(Mon)19:28:26 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]

* ILLUSTRATION BY nyao *